ケータイや 2 ちゃんねるから,つぎつぎと顔文字やこれまでの日本語になかったあたらしい表現がうまれている. 著者はそれを分析するところからはじめて,かな小文字,外来語表記,濁点・半濁点,長音,句読点などに関して,あたらしい表記法を提案している. こういう問題についていろいろかんがえるのはたのしいことではある. しかし,とびきりおもしろい話題があるわけではない. 結局のところ,1 冊の本が表記法に影響をあたえる可能性はすくないとおもえる.
評価: ★★★☆☆
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