日本人は無宗教であることを比較的最近,自覚するようになったが,昔の日本人は無宗教になりようがなかったという. それは 「宗教」 ということば自体がなかったからだという. そのため,宗教の有無のくべつもなく,神道と仏教をはっきりくべつするする理由もなかった. 現在でもそれらを明確に区別して,どちらかだけを信仰することに,どれだけの意味があるのだろうかと著者は疑問をなげかける. また,宗教どうしが排他的になりがちなのに対して,無宗教である日本人は対立をうまず,世界的におおきな意味をもちうるという.
しかし,無宗教がどういう意味をもちうるのか,明確な議論はない. 未完の議論であり,いささか,くいたりない.
評価: ★★★☆☆
注記: BK1 の 書評 と Amazon.co.jp の 書評 に投稿しています.
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コメント (3)
いささかどころか、「つねに」まるで食い足りないのはあなたの書評でしょ。
もうちょっと足りない頭をひねって自分を省みたら?
投稿者: 匿名 | 2009年08月18日 23:31
日時: 2009-08-18 23:31
匿名さん,
たしかにアマゾンにも BK1 にもりっぱな書評を書いているひとはいるけれど,タダの書評に期待しすぎているんじゃないの?
投稿者: 金田 | 2009年08月19日 10:32
日時: 2009-08-19 10:32
いきなり「タダの書評に期待しすぎているんじゃないの」なんて言って逃げを打たないでください。
Amazonの書評、bk1の書評を何人の人が目にすると思っているのですか?
そういうところで言説を垂れ流す以上、プロだろうと素人だろうと関係ないんですよ。
もし本気でそういう逃げを打つなら、今までの自分の全書評を削除するしかありませんね。
投稿者: 匿名 | 2009年08月19日 12:04
日時: 2009-08-19 12:04