こどもとおとなの時間感覚のちがい,仕事と時間感覚との関係などを分析している. どこまで 「科学的」 であるかは疑問だが,著者は 「科学書」 のつもりで書いているらしい. 歳をとって時間のすすみがはやくなったかどうかをアンケートできいているが,ひとによるちがいがおおきいところがおもしろい. 一川 誠 の 「大人の時間はなぜ短いのか」 という本と偶然に同時期に出版することになったのを著者も気にしているが,内容はだいぶちがうので,よみくらべてみるのもおもしろいだろう.
評価: ★★★☆☆
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