東京大空襲よりまえ,ゲルニカ空襲の直後に日本軍による重慶の無差別爆撃が 3 年間にわたって,おこなわれた. 明白な国際法違反だったにもかかわらず現代日本でそれが知られていないひとつの理由は,アメリカが東京裁判でとりあげるのをのぞまなかったからだという. 南京虐殺を議論するのもよいが,日中戦争にはほかにも重大な問題があったことを,この本はおしえてくれる. 重慶爆撃はその後の対米戦争にも影響をあたえているだろうし,なによりも,この問題にふたをしたままでは真の日中友好はありえないようにおもえる.
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