[ トップページ ]
政治・法律・憲法:小泉純一郎内閣, 政治・法律・憲法:構造改革と民営化, 社会・経済:産業・ビジネス, 書評:社会・経済

三公社までさかのぼって民営化を論じているが,批判的によむべし ― 石井 陽一 著, 「民営化で誰が得をするのか ― 国際比較で考える」

小泉郵政改革に反対する立場の議論である. 郵政や道路公団の民営化だけでなく,国鉄,電電公社,専売公社の民営化も批判的に再検討している. これら三公社の民営化に関しては累積赤字のツケを国民にまわしたことを批判している. しかし,そうしないで公社のままだったら,さらに累積赤字がつみかさなって,もっとひどいことになっていたのではないだろうか? これらの民営化に関する論点を提供している点では価値があるが,読者もこの本を批判的によむべきだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 民営化で誰が得をするのか@ [bk1]民営化で誰が得をするのか@Amazon.co.jp

注記: BK1書評Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

キーワード: 郵政民営化, 三公社民営化

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.kanadas.com/mt/mt-tb.cgi/4180

コメントを投稿

bulb403_7501-1.jpg

螺旋 3D 印刷技術を使用してつくったこのような「3D デザインランプ」を 3d-dl.com で売っています.

Google でブログを検索:

メインページアーカイブページも見てください.
Creative Commons License
このブログはつぎのライセンスで保護されています. クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.
Powered by Movable Type