「家電批評」 Vol. 1 (2009-1) には 「使用済み電池は暖めれば復活する !? 伝説」 という記事がある (p. 78). それをみておもいだしたが,リモコンなどがうまく動作しなくなったとき,私がいつもやるのは電池を回転させることだ. これでたいていは,しばらく復活する.
リモコンを操作しても機器が動作しなくなったり,時計がとまったりしたとき,まず電池をうたがう. それは,たいていのひとがそうだろう. しかし,私のばあい,すぐに電池交換はしない.
まずやることは,電池のカバーをあけて,そのまま電池を回転させる. これで,おおくのばあいに,リモコンも時計も復活する. 復活する理由は,たぶん,ずれていた電池がもとの位置にもどって通電するか,電池と端子とのあいだのさびやごみなどがとれて抵抗がすくなくなることだろう. レーザー・プリンターの印刷がかすれたときにトナー・カートリッジをふるのとおなじようなことだ. これで復活すれば,コスト低減にもなり,省エネにもなる.
レーザー・プリンターのばあいもそうだが,電池だけでなく,いろいろなものについて,こういう 「おまじない」 的なことは存在する. 理由が明確でないとしても,やってみる価値はあるとおもう.
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