大型の台風 18 号におそわれて,プランター栽培の野菜もだいぶ被害をうけたが,なによりも,とまった電車に 2 時間以上,足止めされたことがおおきい.
地下鉄と JR 中央線で通勤している. 荻窪でのりかえて,国分寺までいく. きょうは朝のはげしい風雨をさけて,9:00 まで家にいた. 風雨がおさまったので駅まであるき,地下鉄で荻窪まででると,中央線の電車はとまっていた. 立ったままではかなわないので,すいている車両をさがした. あいている席はなかったが,しばらくすると席をはなれるひとがいた. Lucky! とおもってそこにすわったが,そのまま,電車はうごかなかった.
家をでたときから,ずっと,雨はやんでいるし,たいして風もつよくなかった. 電車にのっているうちには,しばしば,はれまもみえた. たまに電車がゆれたのは風のせいだろうが,運行の障害になるほどとはおもえなかった. そういう平穏な状態であるにもかかわらず電車がとまったままなのは,奇妙だった. 中央線は人身事故でしばしばとまる (きのうも立川で死亡事故があったらしい) が,そういうときには,うるさいぐらい構内放送がはいる. それにくらべて,きょうは放送の回数もすくなかったようにおもう. それはたぶん,電車がとまっている理由がほとんど自明だったからだろう.
電車がようやくうごきだしたのは 11:40 くらいであり,電車にのってから 2 時間以上たっていた. 最初は座席がうまっていたが,だんだん席をたつひとがふえて,がらがらになっていた. 私自身もほかのルートを選択することもできただろう (し,家にかえることもできた) が,それは得策でないとかんがえて,うごかなかった. 座席を確保できたからには,なるべくうごかずに体力を温存したほうがよいとかんがえた. そうすれば,こうやってへってしまった仕事量を残業で効率よく回復することができるだろう. また,本をよむなどしていれば,とまった電車にのっている時間がむだになることはない.
きょうは通勤に苦労したひとがおおかっただろうが,私自身はこうして,ほとんど問題なく通勤することができた. ただ,荻窪で電車をおりるときに,のるために殺到するひとを押しかえしておりるのに,すこしエネルギーが必要だった.