この曲にかぎらず,クラムの作品には不思議な魅力がある.1962-68 年に作曲された “Songs, Drones, and Refrains of Death” は男声と打楽器やギターを中心とするアンサンブルのための作品だ.静かな部分がおおくて,一度には 1 ~ 2 の楽器しか鳴っていない.無音の時間もある.しかし,それは憑かれた時間だ.
1994 年に作曲された “Quest” もこういうクラムの音楽の特徴においては変わっていない.
CD: Naxos 8.559290
評価: ★★★★☆
関連リンク: Songs, Drones, and Refrains of Death@Amazon.co.jp, Songs, Drones, and Refrains of Death@HMV.
注記: Amazon.co.jp の 評 と HMV の 評 に投稿しています.
キーワード: George Crumb