前原国土交通相が羽田空港の 24 時間ハブ空港化にとりくむという. 大賛成だ. これに対して,きのうは森田千葉県知事が 「冗談じゃない」 とまで言い,成田空港の地元が大反対していることがつたえられた. ところが,1 日たって前原-森田会談がおこなわれて,成田-羽田の一体的運営で合意したという. どうなっているのだろうか?
東京ほどの大都市に成田空港という,まともな滑走路がひとつしかない国際空港ひとつでまにあうわけがない. 東京より小規模なニューヨークやロンドンなどの都市でも国際空港は 2 つ 3 つ,あるいはそれ以上ある. 羽田空港を強化したからといって成田空港が不要になるわけでないのはあきらかだろう. 2 つの空港をうまく運営すれば利点があることはまちがいない. なのに前原大臣が 「成田空港はいらない」 といったのだと誤解したとすれば,あまりに早合点だというべきだろう.
一方で,羽田に客をうばわれて成田が沈没する危険がなくなったわけではないのだから,1 日でかんたんに合意してしまうというのもうなずけない. すべてはマスコミがつくったストーリーなのだとしたら納得がいくが,そういうことなのだろうか?
追記:
まだこの項目の文章をなおしている最中なのだが,Google で 「前原 森田」 というキーワードで検索すると,すでにこの項目が 4 番めに表示される.
ちょっとおどろいた.
キーワード: