近年,丸粒麦茶はちかくの店では手にはいらない. そのためネットで注文しているのだが,ちいさな単位で麦茶じたいもたかく,また送料もかかるので,たかくつく. そこで 6 月に丸粒麦茶 10 kg を買った. 10 kg は約 1 年分に相当するのだが,4 か月たったいま,すでにかおりがかなり,おちてしまった. もっと保存にくふうが必要だった.
この丸粒麦茶は紙の袋にはいっている (右の写真は 300 g ずつ小分けされているほうだ). 紙の袋で長期間保存できるのかどうかは疑問だったが,保存に適した袋にはいっているものと仮定して,そのまま常温で保存してきた.
ところが,1 年どころか,4 か月ですっかり,かおりがへってしまった. わかしたときはかおりがするが,ひえるとあまりかおりを感じなくなってしまう.
麦茶はコーヒーのようなものだといわれる. 牛乳をいれればコーヒー牛乳とそっくりな味になるという. ならば,保存のしかたもコーヒーを基準にかんがえればよいのではないだろうか? コーヒーはアルミ箔がついた袋で,空気をぬいて保存される. 保存のために特別にくふうされた袋もつかわれている. こういう袋にいれていれば,1 年以上の保存にもたえるとされている (つまり,賞味期限は比較的ながい).
ならば麦茶も空気に接触しないようにくふうする必要があるのではないか. 紙の袋では空気は出入り自由だ. すくなくともプラスティックの袋にいれる必要があるだろう. 冷凍庫にいれるというのも検討に値する案だ.
すでにかおりがうしなわれてしまった 6 月の麦茶はいまさら厳重に保管してもしかたがないが,つぎに買うときは上記のような方法をためしてみることにしよう. 10 kg あるのだから,いくつかにわけて,複数の保存法をためしてみるのがよいだろう. しかし,まずはいまのこっている 6 kg ほどをつかってしまわなければならない.