日本ではあまりつかわれていないが,アメリカなどでは Perl より Python のほうがはるかにおおくつかわれているようだ. そこで Python をためしてみようとおもって,処理系もインストールし,本も何冊か買った (柴田 淳 著, 「みんなの Python」, 「みんなの Python Web アプリ編」 など) のだが,あいかわらず,なかなか Perl からぬけだせないでいる.
Perl をつかうとき,従来は Linux 上でつかうことがおおかった. しかし,最近は Windows をつかわざるをえないことがふえている. 64 bit 版の Windows を前提とすると,Python にはうつりにくい. 32 bit 版しかサポートされていないからだ.
これまで Perl でプログラムをかきためてきたことも,もちろん,Perl からぬけだせない理由になっている. Python のほうが標準ライブラリは充実しているとしても,かきためたプログラムのおおくは Python にかきかえなければならない.
それから,日本で Python がまだあまりつかわれていないということは,日本語をあつかうときに苦労するということでもある. Perl も version up するたびに日本語環境がつくりかえられてきたのでそれほどうまくあつかえるわけではないが,自分が Python 日本語プログラミングの先駆者とならなければならないとすると,躊躇してしまう.
というわけで,まだ作戦はうまくいっていない. しかし,徐々に Python をとりいれていこうとおもっている.