著者は世界をあるきまわって,日本発の 「カワイイ」 がどれだけ浸透しているか,使用所たちがなにをかんがえているかをこの本にまとめている. そのひろがりはおどろくほどであり,興味ぶかい.
しかし,この本でのべているのは現象だけであり,なにがそうさせているのか,なにが背景にあるのかといった疑問にはこたえてくれない. 本質を把握しないまま不況克服に利用しようとしても,かえってカネをもっていかれてしまうのではないだろうか.
評価: ★★★☆☆
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