12 月なかばまではかんがえていなかった太陽光発電とエコキュートの設備を急遽いれることにした. 太陽電池パネルをのせるまえに屋根の修理・塗装もする. これはイー○○建創という会社のとびこみ営業からはじまったことだが,結局,えらんだのは徳屋という会社だ.
イー○○建創のわるくちも書くことになるので,一部伏字にした. すでにネットにいろいろ評判が書いてあるのなら伏字にする必要もないのだが,このブログの情報だけがでていくと影響がおおきいとかんがえて,そうした.
12 月もおわりちかくになって,この会社のひとがよびりんをならした. 屋根の一部がこわれていて,修理しないと危険だという. すぐに屋根のかんたんな調査までしてもらって,どうせ足場をくんで修理するのであれば,屋根に太陽電池をのせる工事もいっしょにやりたいと,私のほうからいった. この会社は最近,京セラの FC (フランチャイズ) になって,太陽光発電の工事を積極的にてがけているという. しかも,いまは国と都から補助金がでるのに,来年度は国の補助金がどうなるかわからないという. そこで,屋根の修理・塗装と太陽光発電の工事のみつもりをあわせてたのむことにした.
補助金のことをかんがえると工事を 2 月にする必要があるため,時間はあまりない. しかし,かなりの金額の工事になるので,いそいであと 2 社くらい,あいみつもりをとることにした. うまく 2 社と年内に話をすることができた. 会社はもう年末年始のやすみにはいっているというが,なんとかこの 2 社からもみつもりをもらうことができた.
他社がやすんでいる 12 月 29 日から 1 月 6 日までのあいだにも,徳屋は積極的に話をし,みつもりをもってきた. 話をしているうちに,給湯機ももう 20 年以上つかっていて交換するべき時期にあるので,これをエコキュート (写真) つまりヒートポンプ型の電気温水器にかえることにきめた. そこで,としあけになってしまったが,脱落した 1 社をのぞいて,2 社からエコキュートもふくむみつもりをとった.
1 月上旬にイー○○建創からもみつもりをとった. 徳屋はシャープの太陽電池 (写真) をあつかっているが,こちらのほうが京セラよりやや性能はひくいものの,発電 1 kW あたりの単価はやすい. それもあって,徳屋のほうがみつもり金額はひくかった. しかし,それをのぞけばみつもり内容におおきな差があるわけではない. 京セラの SAMURAI というパネルでみつもっていたが,このほうが発電効率がややよいことのほかに,屋根がどんな形状でもフィットするという利点がある. だから,こちらを選択することもかんがえられた.
しかし,イー○○建創とそのみつもり内容には 2 つ問題があった. ひとつは,太陽光発電のシステムがふくんでいる 「パワー・コンディショナー」 という機器に関する問題である. わが家のばあいはこれを 2 台取り付ける必要があるが,シャープの (写真) は屋外にとりつければよいのに対して,京セラのパワー・コンディショナーは屋内にとりつける必要があるという問題だ. 配電盤のちかくにはすでに十分なスペースがないのだが,配電盤の位置をずらすなどしてやりくりすればとりつけられるものの,かぎられた壁をこれでふさいでしまうことになる.
もうひとつは,イー○○建創の営業の方法だ. うちあわせのなかで太陽電池の変換効率を質問したが,それに対して,シャープのは 13% くらいだが京セラのは 18% 以上あるというこたえをもらった. しかし,あとで Web でしらべてみるとこれは研究レベルのものであり,工場生産は 2010 年 3 月にはじまるということだった. 2 月に工事するのだから,3 月に生産されるパネルがつかえるわけはない. SAMURAI に使用している太陽電池は 16% 弱だという. ウソをいっているとまではいえないが,錯覚をおこさせて自社に有利にしようとしていたことになる.
そもそも,イー○○建創は最初にきたときに屋根の損傷をおおげさにいって,受注をとろうとしていた. 実際にはそれほど危険な状態ではないようだ. この営業のおかげで,塗装しなおしたほうがよい時期にきている屋根を修理・塗装し,太陽電池とエコキュートを導入するきっかけをあたえてくれたことは,むしろイー○○建創に感謝するべきだとおもっている. しかし,そうはいっても,徳屋の地道な営業にくらべると,この会社をこころから信頼する気になれない.
インターネットでしらべても (よい評判もでてこないが),この会社にわるい評判がたっているということはない. たぶん工事はきちんとやっていて,それだから社員 200 人弱で支店がいくつもあるくらいの規模に発展しているのだろう. 営業においても信頼できる会社になってくれればよいとおもう.