新書としてはかなり厚いこの本は,ゲームやネットワークへの依存症をあらためて警告し,症状や対策をしめしている. ゲーム依存症が存在し,その早期の発見や対策が重要であることはたしかだろう. しかし,いくつかの統計がとりあげられてはいるものの,ゲームをするこどものどれだけが依存症になるのかはこの本からはよくわからない. 前著 「脳内汚染」 と同様にその危険を過大評価しているようにみえるが,だからといってこの本の価値がなくなるわけではない.
評価: ★★★★☆
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