キッチンの水栓を修理したことを 「噴水をあげるようになった Seagal IV つきキッチン水栓の修理」 に書いた. しかし,1 年とたたないうちに,ふたたび噴水をあげるようになってしまった. 再度修理をしたが,これは応急処置にすぎない. もっと恒久的な対策が必要だ.
昨年 3 月に水栓の先端部分を交換したのだが,その交換した部分にふたたび亀裂がはいって,みずがふきだすようになってしまった (写真をみると亀裂があるのがわかる). 亀裂がはいったのは,交換するときに無理なちからをかけたのが,おもな原因だろう. もっとうまくやれば,まだつかえていたにちがいない.
そこで,シアノアクリレート系の接着剤をながしこんで修理した. もうすでに亀裂がかなりひろがっているので,接着剤をつけると,どんどんながれこんでいった. これで噴水はとまったが,まだすこし水がもっている (写真をみると,水滴がついて,たれているのがわかるだろう). 完全にとめるのは困難だし,あなはしだいにひろがってくる. そのうち,ふたたび噴水をふきあげることになるだろう.
修理のしかたに問題があったとはいえ,Seagal IV をつけると水栓の先端部分に本来はかからないはずの水圧がかかるようになったことが故障の原因になっていることも,まちがいないとかんがえられる. Seagal IV の取水口はほそくて,水圧がかかりやすい. 通常の浄水器なら,これほどの水圧がかかることはないだろう. だから,浄水器のとりつけかたそのものを再検討したほうがよいようにおもう. 水栓ごと,あたらしいものにとりかえれば何年かはもつだろうが,無理なちからがかかれば,やはり水栓の寿命をちぢめてしまうだろう.
ちょっと Seagal IV の日本語サイトをのぞいてみると,そこには,あたらしいタイプの切り替えコックがでている (写真). いまつかっているコックは噴水のほかにも,ぶつけるとガラス容器をこわしやすいという問題点もあった. そういった問題点があたらしいコックでは改良されているのかもしれない.