キッチンタイマーはふつう,テンキー以外には 1 ~ 2 個しかボタンがついていない. したがって,ユーザ・インターフェースにもそれほど変化がないはずだが,以外におとしあながあることがわかった.
仕事にほとんどの時間をついやしていたので,しばらくブログをやすんでいた. まだ,かなり時間が必要だが,すこしはブログについやしてもよい状態になった. というわけで,DRETEC のキッチンタイマー (写真) について書くことにする.
テンキーに関してはとくに不満はない. かならず 1 秒単位で指定しなければならない (最初の 2 桁が分,つぎの 2 桁が秒) のが,いささかわずらわしいが,たいした問題ではない.
しかし,あとの 2 つのキーはつかいにくい. 時間を指定しようとしても,リセットされていないと入力されない. しかも,入力されていないにもかかわらず,キーをおすたびに音がするのである. 音がするのは入力を確認するためのはずなので,これにはだまされる.
また,時間を入力してからスタート・ボタンのかわりにストップ/リセット・ボタンをおしてしまうと,せっかく入力した時間がリセットされてしまう. これもけっこうまちがえる.
というわけで,こんな単純なはずのインターフェースでも,これだけたくさんのおとしあながあることがわかる. こんな機器を設計してはいけないし,こんなものを買ってはいけない!