最近買った CD や SACD をみてみると,ロンドン・フィル (LPO),ロンドン交響楽団 (LSO) の演奏がおおい. 買うときにオーケストラを意識することはあまりないのだが,なぜだろうか? 廉価版をえらぶことがおおいことと関係があるのだろうか?
ここ数年のあいだにブラームスの交響曲の CD を 2 つ買った. ひとつはサヴァリッシュの全曲盤,もうひとつはテンシュテットによる 1 番だ. 録音時期は前者が 1970 年代,後者が 1980 年代だが,オーケストラは後者が LPO,前者も LPO の演奏がおおい.
Walter Weller によるプロコフィエフの交響曲集,これは LSO と LPO の演奏がまざっている.
ゲルギエフによるマーラーの 7 番,これは SACD (スーパー・オーディオ CD) だが,オーケストラは LSO だ. しかも,これは LSO が企画してつくった CD のようだ. レーベルが LSO となっている.
ブレーズが指揮したバルトークのピアノ協奏曲集,これは曲ごとにちがう 3 つのオーケストラの演奏をあつめているが,3 番は LSO の演奏だ.
たぶん,これですべてではないだろう. 全部しらべてはいない.
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