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インテリア・家具・機器の博物館:照明器具・ライティング

色になじめない LED 電球

最近は LED 電球が話題になっている. まだ電球型蛍光管の 2 倍くらいの値段だが,寿命をかんがえれば高すぎるとはいえない値段になっている. しかし,私はその色にはなじめないでいる.

ToshibaLEDLamp.jpg これまでも,常夜灯には発光ダイオード (LED) をつかってきた. しかし,「白色」 と称しているものの,青白く刺激的なそのひかりには違和感を感じる. LED 電球も基本は白色だが,今回買った東芝の LDA6N は 「昼白色相当」 と称しているものの,それと同様に青白い光という印象だ. いまつかつている蛍光管の色が電球色だから,青白くみえるということはある. しかし,蛍光管の昼白色のほうが安心できる色だ.

LED 電球には電球色もある. しかし,もともと電球色のひかりを発する LED はまだ開発されていないようだ. いまの電球色 LED 電球はフィルタをかけて電球にちかい色をつくっている. フィルタをかけているため,昼白色とくらべるとあかるさ (全光束) が低下している. 製品によっては,電球色のものは電球色蛍光管と同程度の効率しかない. 寿命は蛍光管よりながいとはいえ,値段はたかくて効率もかわらないのであれば,電球色蛍光管を買ったほうがよいのではないかとおもえる.

このように電球型蛍光管とくらべるとまだ利点がすくないせいか,広告にしてもテレビ番組にしても,LED 電球を電球型蛍光管蛍光管とはくらべていない. みな比較対象は白熱電球だ. しかし,わが家ではすでにほとんど白熱電球をつかっていない. 電球型蛍光管とくらべて利点がないのであれば,LED 電球を導入する理由はない. せっかく買った 1 個の LED 電球も,どこでつかえばよいのか,まだわかっていない. ためしに 1 個だけ買ったのだが,まだはやすぎたと後悔している.

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