著者はソフトウェア開発で 「伸びない」 原因としてプライド,解決策偏重,正解はひとつ主義,受け身,階級闘争をあげている. 著者がそう書いているわけではないが,ひとことでいえば,かんがえかたが型にはまっていて自分でかんがえないことが原因ということだろう. ほかにもいろいろな面からの分析がなされている. そのなかには比較的常識的なものがおおいが,とくに興味ぶかい分析として 「ソフトウェア開発で幸せになれる人の特徴のひとつに,会社と仕事を別の実態として考える,ということがあります」 というのがある. 100% 賛同はできないが,参考になる点をおおくふくんでいる.
評価: ★★★☆☆
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