Fedora 13 を A2661-S というすこしふるいベアボーンのマシンにインストールした. Fedora 13 はこれで 2 台めだが,最初のは CD-ROM からインストールした. このインストールは追加のパッケージをのせるのにかなり時間をつかってしまったので,今回は DVD-R からにしたのだが,インストール前にパッケージを指定しそこなったが 1 ステップだけもどることができず,最初からやりなおすハメになった. Fedora のインストールは緊張する.
A2661-S はこれまで Fedora Core 5 をのせていた Celeron-D 搭載のマシンだが,これではいろいろつかいにくいので,ハードディスクを交換し,CD-ROM ドライブを DVD-R ドライブに交換して Fedora 13 をインストールした.
DVD 版の Fedora インストーラでは,インストール開始直前のステップで,追加パッケージを指定するかどうかをラジオボタンで指定する (下図). ここで既定値つまり追加しないほうを選択すると,やっかいなことになる.
もちろんあとでパッケージを追加することはできるのだが,それはネットワーク・インストールであり,またメニューははるかに複雑になる. ネットワーク・インストールなので,ファイアウォールの内側にいるときはかならずしもうまくインストールすることができない. それに,すくなくとも Fedora 13 においては,インストーラのバグのためにインストールを指定してもすぐにとまってしまうことがおおい. だから,まちがって追加しないほうを選択してしまったときは,インストールしなおしたほうがはやい.
インストール前にパッケージを指定しそこなっても,もとにもどれるようにインストーラをつくるべきだとおもう. しかし,Fedora Core 6 以来,いまのやりかたがつづいているようだ.