本やその他のものがあふれているので,あちらこちらに棚をつくって収納している. テレビが薄型になって以来その裏に未使用のスペースができているので,そこにも棚をつくることにした. 構造材と,鉄板からつくった棚うけをつかえば,材料費はとてもやすい.
構造材というと基本は 2x4 (ツーバイフォー) なので,棚にはあつすぎるし,幅がせまくてつかいにくい. しかし,ホームセンターには構造材につかわれるスプルス・パインファー (SPF) を板状にしたものも売っている. 今回買ったのは 90 cm x 14 cm x 2 cm のものだ.
化粧材だとこのサイズで 500 円以上するが,SPF だと 250 円以下で買うことができる. これにあうサイズの棚うけは 100 円以下なので,材料費は棚 1 段あたり 400 円強 (棚うけ 2 個) ということになる.
2 x 4 の構造材としてはダグラスファーが有名だが,これはとてもかたくて,われやすい. それにくらべると SPF は加工が容易だ. 写真では板があつそうにうつっているが,2 cm だ.
実は棚うけは板 1 枚あたり 3 個買ってしまったのだが,幅 90 cm の板を 3 箇所で 2 x 4 の壁に固定するのはむずかしい. 2 x 4 では柱の間隔が 45.5 cm なので,90 cm だと柱 3 個にすこしたりないからだ. 結局,2 個ずつにしたので,あまってしまった. このサイズの棚にそれほどおもいものはのせないだろうから,強度はこれで問題ないだろう.
棚うけを固定するのには木ねじをつかっているが,3 本のうち下部の 1 本は 40 mm,他は 30 mm のながさだ. この棚うけにはたまたま木ねじがついていなかったが,ついていてもたいていはもっとみじかいから,石膏ボードの壁ごしに柱に固定するためには,ながいものに交換する必要がある.
こういうときに泣かされるのは,木ねじがクギにあたってしまうことだ. 石膏ボードを固定するクギはそれほど密に打ってあるわけではないが,それでもしばしばあたってしまう. あたったときは位置をずらすしかない. トイレに棚をつったとき (これは本のためではない) はそのために棚がななめになってしまった. 今回もあたってしまって,すこしだけずらしてネジこんだが,結局,ネジがちぎれてしまった. はっきりずらすしかない.