英語の本に関しては Amazon.com などで電子書籍 (とくに Kindle book) がうまく流通するようになっている. しかし,日本語の本に関しては著作権問題などでゴタゴタして,まだうまく流通するようになっていない. しかし,先駆的なサイトはいくつかあって,ある程度の量の本は買えるようになっている. しかし,おもに値段がたかいという理由で,あまり買う気にはなれない.
電子本はたしかに紙の本よりはやすい値段がつけられている. しかし,紙の本にくらべるといろいろコストがやすくなっているはずなのに,そのわりには高価だ. 先駆的なサイトとして eBook Japan,Kosaido (廣済堂) などがあるが,これらをみると新書程度のものでも 1 冊 400 ~ 600 円くらいしている.
書店やとりつぎのとりぶんがなくなっているのだから,もっとやすくてよいはずだ. それに,紙の本ならば古書として買う方法があるが,電子本には古書がない. 古書ならば 100 円あるいはそれ以下で売っているものもおおいことをかんがえると,いかにも高価だ. 古書として安価に買えるものなら,電子本で買う気にはならない.
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