佐々木 俊尚 の 「本当に使えるウェブサイトのすごい仕組み」 という本に 「本が好き!」 というサイトが紹介されていた. いろいろ書評が投稿されているようなので,ためしてみようとかんがえた. しかし,これまで投稿してきたアマゾンや BK1 とくらべると,いろいろ問題があって,投稿しづらいことがわかった.
投稿するには,まず対象となる本のページを参照する必要がある. しかし,だれかがそのページをすでにつくっていなければ,自分でアマゾンを検索して,「本が好き!」 に登録する必要がある. 操作はかんたんだが,すでにページがあるアマゾンとくらべると,すこしてまがかかる.
本を登録すると,すぐに書評を登録することができるようになる. ここではとくに制約なく,登録することができる. ところが,ここで登録した書評を編集しようとすると,いささかめんどうなことになる.
編集ページをひらくと,すでに投稿した書評が 「ひと言」 という欄に表示されている. ところが,編集後はこの欄の文字数は 50~120 文字でなければならないようだ. そのかわり,もっと長文のレビューのためには,べつの欄 (「長文レビュー」) が用意されている. ところが,この欄には 400 字以上という制限がついている. 121~399 字のときはどうしろとしうのだろうか.
もうひとつ,こまることがある. アマゾンや BK1 に投稿するときは書評にタイトルをつける. ところが,「本が好き!」 ではタイトルをいれる欄がない. 長文のばあいはいくつかのタグが利用できるというから,それをつかってタイトルを本分とくべつすることはできるだろう. しかし,つかえるタグの種類がかぎられているので,あまりおもうようにはいかない.
さらにわるいことには,編集ページをかきかえて 「更新」 ボタンをおすと,わけのわからない SQL エラーがページの先頭に表示される. たぶん上記の制約をみたしていないからエラーがおこるのだろうが,こんなメッセージをユーザにみせるのは,システムがまともにつくられていないことを意味している. このページだけでなく,このサイトにはほかにもいろいろとヘンなところがある.
というわけで,すっかり,やる気をなくしてしまった. 佐々木 俊尚 はどうしてこんなつかえないサイトを紹介しているのだろう?