かつてセゾングループをひきいていた 辻井 喬 こと 堤 清二 が 上野 千鶴子 につっこまれつつ語っている. かつて 堤 清二 がしてきたことに対して,ときにはするどく自己批判的に語っているところが印象的だ. 経営者がちがっていればセゾンが破綻せずにすんだとはかんがえていないというが,グループがなぜうまくいかなくかったのかを,いろいろな面から分析している. 上野のツッコミにこたえるかたちだが,重要な点はみな辻井の口からでている. ふつうは語られないであろう,なまなましい経営の成功と失敗の分析として,価値がある.
評価: ★★★★☆
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