雑誌の 「自炊」 をすすめているが,そのためにドキュメント・スキャナーをつかっていると,いろいろと気づくことがある. ここでは,よみこみに失敗してとまったときの画像のわかりやすさについて書くことにする.
ドキュメント・スキャナー ScanSnap S1500 がよみこみに失敗すると,すでによみこんだページとよみこみに失敗したページとが表示される. この表示はちいさいので文字がよみとれず,パターンで判断しなければならない. 比較的おおきな文字はよみとれるくらいのおおきさで表示してくれればよいのだが,とりあえずはこの画像で判断するしかない.
各ページの構成が似ていれば判別しにくいのは当然だが,似ていなくても,表示されたページと実際の紙のページが一致しているかどうかを判別するのは,おもったよりむずかしいことがわかった. 雑誌のばあいはおもにレイアウトと写真をみるのだが,写真がおなじであることがなかなかわからない. 方向がちがうからなのか,色がちがうからなのか,画面と紙とのあいだに距離があるからなのか,それとも単におおきさがちがうからなのか,まだ理由はよくわからないが,10 秒以上みくらべないと自信がもてない.
ドキュメント・スキャナーでやっかいなのは,とまりやすいことと,とまったときにかんたんに処理できないことなので,これはけっこうおおきな問題だ.
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