USB が普及していなかった時代に買った PS/2 インターフェースのハッピーハッキング・キーボードをいまもつかっている. PC そのものは,いまも PS/2 インターフェースつきのものをつかっているが,PC きりかえ器には USB のをつかっている. そうすると,ここ 1 年くらいのあいだに 2 回,キーボードがうまくつかえなくなるという事故を経験した. PC きりかえ器と変換器のうちどちらにおもな原因があるのかはわからないが,シリアル-USB 変換は信頼性がひくいとかんがえざるをえない. 変換せずにすませる方法をかんがえなければならないかもしれない.
PC きりかえ器にはシリアルのものもあるので,それをつかうのもひとつの手だ. しかし,最近の PC のなかには PS/2 インターフェースをもっていないものもあるし,USB のほうがつなぎかえても再起動が必要ないという利点がある. よくあるのは PC をつかっている最中にキーボードやマウスのケーブルがはずれるという事故だ. こういうとき USB なら,もういちどつなぎなおすだけでよい. しかし,PS/2 をつかっていると,再起動が必要になる. だから,できるだけ USB をつかいたい.
キーボードがうまくつかえなくなって,シリアル-USB 変換器を何ヶ月かまえにも交換したが,きょう,また動作しなくなった. どうやら,ALT キーがおされたままの状態になるらしい. たぶん,こわれたというよりは,「相性がわるくなった」 ということだろう.
シリアル-USB 変換器といっても何種類かある. USB マウスや USB キーボードを PC の PS/2 インターフェースにつなぐための変換器 (アダプタ) は USB マウスの付属品としてついてくる. たぶん,この方向の変換は技術的にも問題がすくない. しかし,私がほしいのはその逆の変換だ. PS/2 キーボードを USB につなぐための変換器はあまり売れすじではないし,信頼性もひくいのかもしれない.
最初はまた変換器を交換してみようとおもったが,変換器をつけたキーボードを直接 PC にさすとうまく動作する. PC 変換器のほうをうたがったほうがよさそうだ. 幸か不幸か,未使用の USB PC 変換器をもっているので,それに交換してみた. これでうまく動作するようになった.
しかし,2 度あることは 3 度あるともいう. また不具合が生じたらいやだ. やはりキーボードを USB に買いかえるべきなのだろうか?
2010-11-25 追記:
その後 PC 変換器をとりかえてみたが,やはりうまく動作しない.
キーボードを交換するのが最善かもしれない.