東京にも以前は勝鬨橋 (かちどきばし) という可動橋があった. ふねをとおすときには道路がわれてもちあがり,中央をふねがとおることができるようになる. しかし,日本では現在では橋のたかさをあげて,ふねがとおれるようにした橋がおおく,可動橋はみかけなくなった. だが,St. Maarten でちいさな可動橋をみた.
カリブ海のちいさな島 St. Maarten (セント・マーティン,シント・マーテン) に学会発表のためにきている. ここにはシンプソン・ベイという湾があり,そことラグーンをむすぶために,あいだにある橋がもちあがるようになっている. 勝鬨橋とはちがって,道路は片方にだけ,もちあがるようになっている. ふねがとおるときには,くるまやひとは延々またされることになる. 私がずっとみていたとき,くるまが通行できるまでに約 20 分かかった. 自動車の列は 100 m 以上におよび,列がとぎれるまでに 10 分以上かかった.
2011-2-1 追記:
最初の 2 枚の写真は橋とくるまの列をうつしている (橋を両側からうつしているが,私は移動できないので,これらはちがう時間帯にうつしている).
つぎの2 枚の写真は船が通過するところだ.
私がみているとき,たまたま救急車がやってきた. さすがに船をとおすのをやめて橋をおろし,救急車だけ通してから,また橋をあげた.
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