こどものへやにおくためのクローゼット (製品名は 「ルーバー折れ戸ロッカー」 WR-150 ― カギがついていないのになぜロッカーなの?!) をくみたてた. そのへやには十分な場所がなくてくみたてられないので,ほかのへやでくみたてて運搬しようとした. しかし,いろいろ障害があって,結局,足の部分を 6 cm ほどきりおとして,たかさを 200 cm から 194 cm にする必要があった. おもわず,いろいろ電動工具をつかってしまった.
へやのなかに衣類などがちらばっていたため,へやのおおきさに不似合いな大型のクローゼットを買うことになった. 買うまえに私がサイズをチェックすればよかったが,妻子にまかせていた.
買った家具の幅は 150 cm,たかさは 200 cm ある (左の写真がくみたて後のすがたである.はなれて撮影することができないので,一部しかうつっていない). ドアのたかさが 200 cm ということになっているが,開口部はそれより 3 cm ほどすくないので,そのクローゼットをたてたまま,へやからだすことはできない.
横にしてだせばよいとかんがえていたが,実際はキッチン・カウンターにつかえて,だすことができなかった. そのため,足を 3 cm 切断することにした (右の写真が切断した部分). クローゼットの地板は床より 10 cm ほどたかい位置にある. 10 cm も必要だとはかんがえられないので,「補強版」 と称するものを 3 cm 切って,たかさを 3 cm ひくくして (197 cm にして) もよいとかんがえた.
いろいろ買いそろえていた電動工具が,ここでやくにたった. 切断するのに丸のこをつかえば,比較的容易にきれいに切断することができる. ジグソーもあるが,それではまっすぐ切るのがむずかしい. ただし,くみたておわった状態では裏側は丸のこがつかいにくくて,かわりにジグソーをつかった. 丸のこは基本的には板をきるためのものであり,凹凸に対応していないからだ.
3 cm 切って,たおさずに,へやからだそうとした. しかし,まだきつかった. それどころか,こどもべやのいりぐちは開口部がさらにせまいことに,このときはじめて気づいた. そこをとおすためには,たかさを 194 cm にしなければならない. やむなく,再度,足をきりおとして,194 cm にした (右の写真が足の部分.かなり,つまった感じになってしまった). 最初の切断ではうまくきれなかった部分も,2 度めなので比較的きれいにきることができた.
これでくみたてたへやからだすことはできるようになったが,こどもべやのいりぐちはまだうまくとおらない. ここは現在はフローリングにしてある (これも DIY でそうした) が,もとは和室だったため,たたみの厚さのぶんだけ敷居がたかくなっている. ここをまっすぐとおさなければ,つかえてしまう.
まっすぐにするため,クローゼットをのせるゲタが必要になった (もちあげてまっすぐにすることができれば,それでもよい. しかし,こんなおもいものをまっすぐもちあげて移動させるのは困難だ). かまぼこ板のような端材をかさねて敷居のたかさにし,端材をまとめるためにガムテープを巻いた (左の写真). 今度はいろいろ買いこんでいる材料がやくにたった. それをクローゼットのしたにいれ,さらにいりぐちのドアをはずすと,ようやくいりぐちをとおすことができた.
あとはクローゼットのくみたてマニュアルにしたがって扉をつけて,地震対策をすればよい. こうして,なんとかクローゼットを設置することができた.