私のばあい,ひとからうけとったメイルの最後に書いてあったことを読んでいないことがしばしばある.
そのために,やるべき仕事がぬけたり,やりかたに不備が生じてしまう.
なぜそうなるのか……
ひとつの原因はメイルの途中に URL が書いてあることだ.
メイルの途中に URL が書いてあると,そこでリンクをたどりたくなる. いったん最後まで読んでからにすればよいのだが,読まないままリンクをたどると,そのままいきっぱなしになって,リンクよりあとの部分を読まないままになってしまいがちだ.
これは私がそそっかしいからだろうか? きっと,ほかのひとにもあることなのではないかとおもう.
こういう現象をさけるには,URL はメイルの末尾に書くようにするのがよいだろう. URL のほうが重要なら,それをさきに書きたくなる. しかし,そのばあいは,URL のあとにはよまなくてもすむことだけを書くべきだろう. よまないままではこまる重要なことについては,URL より重要度がおちるとしても,URL よりまえに書いたほうがよいだろう.
もうひとつ注意が必要とかんがえられることは,ひとつのメイルのなかに複数の URL をかくことだ. 前記のとおなじように,このばあいも最初の URL だけ参照して,あとはみないままになってしまう危険がある. メイルのかきかたのくふうでは,この危険をさけることはできない.
さけるためには,複数の URL があるときはそのうちのひとつを読むまえにすべての URL をクリックして,ひらいておくのが有効だろう. ウィンドウあるいはタブがひらいていれば,ひとつの URL の処理がおわったときに気がつくだろう.