おととい,Chateau Galau 2007 というワインをあけた. どのようにあつかったらよいかわかっていないので,食事の直前にあけて,すぐに飲んでみた. あまり経験したことがないくらいつよい苦みを感じた. メダルをとったといわれているワインがなぜこんなに苦いのか,わからなかった.
ところが,すこしのこしたワインを翌日のんでみると,にがみはほぼきえていた. しまった,とおもった.
たぶん,デカンティングによって,苦みをけすことができたのだろう. コンテストでは最善の温度や方法をとってから審査員にわたすのだろうが,デカンティングが必要ならそれも当然,最善の方法で実行するだろう. あるいは,コンテストがメダルをえたのは 2009 年ということだから,それ以降に苦みが発生したのかもしれない.
苦みを感じてからでもデカンティングをためしてみればよかった. というわけで後悔している. おなじようなことがおこれば,今度はデカンティングをためしてみるだろうが,おそらく当分はそういうことはおこらないだろう. フランス・ワインでも私が買うクラスのものは,最近はあけてすぐそのまま飲んでもよいように調整されていることがおおい.
キーワード: