上海に 4 泊 5 日の予定できている. ホテルには Washlet があるが,その操作は複雑怪奇だ. ボタンは 16 個くらいもついていて,どれをおしたらよいかもすぐにはわからないし,現在の状態が表示されていないので,確認することもできない. この国にはよくあるニセモノではないかとおもったが,中国の東陶のウォシュレットのトップページ (http://www.toto.com.cn/cn/products/categories/washlet/index.html) に掲載されているから,東陶の製品であることはまちがいないのだろう.
このページをみると,もっと単純なインタフェースをもつ製品のほうがおおいらしいことがわかる. しかし,この複雑怪奇な製品のほうが最新なのだろう. これまでの東陶製品の洗練されたインタフェースをすてて,わけのわからないインタフェースを採用している. 現地で開発されたものなのかもしれない.
この製品はボタンがおおすぎて,どれをおしたらよいかがわからない. いまノズルが前方の位置にあるのか後方にあるのかが表示されていないので,わかりにくい (なぜここには表示のために LED をつけなかったのだろう). ボタンの説明は英語でかいてあるから,英語が得意なひとや世界各地からきたひとにはよいだろうが,一般の中国人や日本人にはつかいにくい.
こんなにできのわるいのはニセモノだろうとおもったが,念のために Web でしらべてみると,ほんとうに東陶の製品らしい. ホテルでも,きっと,つかってみることなしにこれにきめたのだろう. とおからず淘汰されることにはなるだろうが,そうしたところで,すでに設置されたものは改善されない.
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