まえの版は著者が厚生大臣をやめてまもない 1998 年に出版され,それを民主党の鳩山首相時代の 2009 年に改訂したものが現在は出版されている. 厚生大臣として内閣の一員になったときにわかった自民党中心の内閣における官僚と政治家との関係や,厚生省での官僚との対決のようす,視察でわかったイギリスの政治制度などに関する経験などが,その成果をとりこんだ民主党政権のうごきとともに,かたられている.
いま首相となった著者がなにをかんがえ,これからなにをしようとしているのかは,十分にはつたわってこない. しかし,そのてがかりはここにあるということができるだろう.
評価: ★★★☆☆
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