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地震予知をめぐる科学と政治それぞれと両者のかかわりについて,もっともするどく書かれた本 ― 島村 英紀 著 「「地震予知」 はウソだらけ」

かつて地震予知は期待される「科学」だったが,しぼんでしまった. この本はそれがなぜ科学として成功しなかったかをおしえてくれるとともに,政治的にはいまだに予知が可能とかんがえられていたときの体制がいまだにくずされていない理由やしくみをあばいている. 原発に関しても地震で被害が生じる危険を指摘している. しかし,津波に関して言及している部分はあるものの,ほとんど揺れだけに注目している. 地震予知をめぐる科学と政治それぞれ,そして両者のかかわりについて,もっともするどく書かれた本だとおもう.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 「地震予知」はウソだらけ@ [bk1] 「地震予知」はウソだらけ@Amazon.co.jp

注記: BK1書評Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

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