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社会・経済:災害・地震, 書評:社会・経済

福島の被曝者も元気がでる話 ?! ― エハン デラヴィ (J .C. ガブリエル) 著 「外国人が見た東日本大震災」

著者はスコットランド出身で日本にながく住んだあと,カナダで震災のニュースをきいてふたたび日本にきたという. そして,被災地でボランティアや講演をしてきたという. 避難所のひとをアフリカでなにもないところから創造力と楽観主義でビジネスをおこすひととくらべて,なにもしないで意気消沈しているのはよくないという. 日本人にはいいづらいこういう話を書くのは外国人ならではかもしれない.

原発に関しては,ホルミシスという,低レベルの放射線をあびるとかえって元気になるという研究の話をとりあげている. あやしい話ではあるが,原発といえばマイナスの話ばかりのなかで,こういう話をきけば福島の被曝者のなかには元気がでるひともいるのではないだろうか.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 外国人が見た東日本大震災@ [bk1] 外国人が見た東日本大震災@Amazon.co.jp

注記: BK1書評Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

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