この本は,日本の過去にとらわれない 「デジタル脳」 をもつネット時代の若者に,とくにその教育にもっと投資するべきだと主張している. ことばやコミュニケーション力などを強化する教育が重要だという. そこまでは同意するひとがおおいだろうが,著者はさらにデジタル革命の成果をもっと教育にいかすことを主張している. しかし,どういかせばよいかは十分明確にされていない. 慶応の塾長だった著者はこの教育改革を実践しようとしたのだろうが,塾長選挙でやぶれてしまった. 慶応ではこの主張がみとめられなかったということだろうか.
評価: ★★★☆☆
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