本の未来をハイパーテキストにもとめている. ブッシュのメメックスからはじめて,文章は連続だが思考は不連続であり文章中のあちらこちらの部分が複雑にからみあっている (リゾーム?!) ことを強調している. 図書館でよみきれない数の本をまえにすると,それを横断的に利用するのが当然だという. オーグメンテッド・リアリティなどをとりあげて,ハイパーリンクに仮想世界と実世界をむすぶものという機能をみている.
この本には電子書籍も登場するが,WWW についてはおどろくほど記述されていない. しかし,やはり本の未来は WWW と電子書籍とを外挿したところにあるようにおもえる.
評価: ★★★☆☆
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