著者は人間にとってエネルギーがどれだけ重要なものかというところまでさかのぼって話をはじめる. そして,石油がもうすぐ枯渇するといわれながらそうなっていないことなど,そしてタイトルにある天然ガスの可能性を論じていく.
盲点ということばがあたるほど新鮮な印象はない. 天然ガスに関していえば,日本のエネルギー問題はほかにあまり適切な解決策がないから,論争するまでもなく天然ガスに傾いていくだろう. 天然ガスが解であるのなら,こういう本を書く必要もなかったのではないだろうか.
評価: ★★★☆☆
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