著者は現役時代から広島県工業試験所で日本酒にかかわってきた. 著者は日本酒は純米酒であるべきだとかんがえていて,この本ではそういう著者のかんがえが展開されている. しかし,世の中にはそれとはちがうかんがえがあること,そのなかには尊重するべきかんがえもあることもみとめている.
酒の趣味はひとによってちがう. だから,読者は著者のかんがえが自分にあっているのかどうかを,みきわめるべきだろう. すくなくとも私のかんがえとはあっている. 著者が評価している純米酒専門の福光屋の酒 (たとえば福正宗) はやすくてうまいとおもう. もちろん著者はもっと値のはる酒も評価しているが,やすくてうまいものに関して意見が合ったことはうれしい.
評価: ★★★☆☆
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