[ トップページ ]
社会・経済:マネー・電子マネーと景気循環, 書評:社会・経済

知るべき異端的 (?!) なかんがえ ― 浜 矩子 著, 「恐慌の歴史 ― “100 年に一度” の危機が 3 年ごとに起きる理由 」

リーマンショックのときには大恐慌以来,「100 年に 1 度」 とよくいわれたが,最近ではあまりいわれなくなってしまった. しかし,著者は最近の経済状況に恐慌ということばをつかい,かつての恐慌を分析して現在の状況とくらべる. そして,経済成長をめざすおおくのエコノミストとは逆に,それを否定する. 成長より分配,バランスだという.

こういう著者のかんがえがただしいのか,まちがっているのか,すぐにはわからない. しかし,いろいろなかんがえがあることをまず知ることが必要だろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 恐慌の歴史@ [bk1]恐慌の歴史@Amazon.co.jp

注記: BK1書評Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

キーワード:

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.kanadas.com/mt/mt-tb.cgi/5369

コメントを投稿

Google でブログを検索:

メインページアーカイブページも見てください.
Creative Commons License
このブログはつぎのライセンスで保護されています. クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.
Powered by Movable Type