20 畳をこえるリビング + キッチンの冷暖房には壁掛け型のエアコン 1 台だけではたりないので,2 台のエアコンをつかっている. 1 台は日立の 2800 キロカロリー,もう 1 台は富士通ゼネラルの 4000 キロカロリー (AS-J40S) だ. 不本意にも,へやのなかで比較的ちかい位置にとりつけられているが,運転特性がかなりちがうので,相補的にはたらいているようにみえる.
エアコンはへやの長手方向をむけてとりつけるのが基本だが,わが家のばあいはそれがうまくできなかった. そのため,1 台では風がなかなか全体にいきわたらない. それと,20 畳用のエアコンは高価だ. そのため,2 台とりつけている.[2012-1-14 追記]
日立のエアコンは 2 台めだったため,へやのはしのほうにとりつけられている. 風を強にしてもあまりつよくはならない. そのかわり,かぜがとまっている時間は比較的すくない. そのため,はしにあるわりには比較的へや全体に風がいきわたるという特徴がある.
それに対して,1 台めをおきかえるかたちでいれた富士通ゼネラルのエアコンは,へやがだいたいあたたまるまでは比較的つよい風がでる. 出力がおおきいこともあって,つけてから比較的みじかい時間でへやをあたためることができる. しかし,風の方向はあまり調整できない. 暖気はほぼ正面にでるだけである.
こういう特性をもった 2 台を同時につけると,まずゼネラルのがおもにはたらく. へやの主要部分があたたまると,ほとんどとまってしまう. そのとき,日立のはまだつよい風をだしている. その風でゼネラルのがだした暖気をかきまわす. それによって暖気がへや全体にいきわたる.
こうして,へや全体が 19 ℃ から 20 ℃ になる. そうするとこのエアコンもほぼ停止する. あとは,ふたたびへやがひえてくるとゼネラルのが再度,動作する. このようにして,2 台が比較的,相補的にうまくはたらく. 意図していなかったことだが,うまくいっている.