ここ何年か,ブラザーの HL-5070DN というプリンタをつかっている. このプリンタのひとつの欠点は,うすい色がほとんど白になってしまうことだ. その欠点が,いくつかのオプションを調整することでおぎなえることがわかった. その方法について書くことにする.
このプリンタは Windows XP 用として買った. Windows Vista の時代にはいくつか不具合もあったが,Windows 7 にしてからはとくに問題なく動作している.
おおきな問題はないとはいえ,強調するために黄色くした部分が白くなって他と区別できなくなるのはこまる. それに,会社でつかっている富士ゼロックスのプリンタとは灰色の濃淡がちがいすぎる. これまではあまり気にしていなかったが,最近これらが気になるようになったので,プリンタ・オプションを調整してみることにした.
このプリンタの 「プリンタのプロパティ」 をひらき,「基本設定…」 のボタンをおす. 「拡張機能」 のタブをひらき,さらに 「グラフィックス」 のボタンをおす. 「階調印刷を改善する」 のチェックボックスにチェックする (下図参照).
それから,「その他特殊機能」 のボタンをおして 「濃度調整」 を選択する. 通常は 「プリンタの設定のまま」 になっているが,このチェックをはずして濃度を +4 くらいにする (下図参照). これで OK だ.
印刷がこすぎるばあいもでてくるが,これでも富士ゼロックスのプリンタよりはうすい. 黄色い部分はわずかに灰色になる. これで,どこを強調したかがわかる.