かつて,東京付近をはしる電車はそれぞれ固有の色がぬられていた. たとえば営団地下鉄銀座線は黄色,丸ノ内線は赤などだ. ところが,最近ではどこの電車もたいてい銀色をしている. 銀座線ならば,たしかに黄色いすじがあるから他とくべつすることはできるが,基本の色は銀色だ. これはあじけない. しかし,銀座線にふたたび全体をきいろくぬった車両が登場することになった. これは歓迎するべきことだろう.
3 つの時代の銀座線の車両の写真をならべてみよう. 私自身がもっている写真はかぎられているので,みな Web から借用してきた写真だ. 撮影年は正確にはわからないが,最初のはたぶん 1990 年ごろ,つぎが最近のもので,最後のが今年だが実際に使用されるのは来年以降のようだ.
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