日本人はこれまで,高い品質をえるためにコストをはらってきた. しかし,グローバル化がすすむなかで,国際水準にあわせるのか, それとも日本の水準を輸出するのかがとわれている. たぶん解はそれらの中間にあるのだろう.
つまり,現在の国際水準にあわせるなら日本の独自性はなくなって,日本はしずむだけだ. しかし,現在の日本の水準をそのまま海外におしつけようとしても, うけいれられないだろう. 中間にあるはずの解をみつけることが必要だろう.
TPP 交渉への参加もその解をみつけるためのプロセスとして必要だとかんがえられる. 交渉に参加しなければ,たぶん海外できめられた国際水準をそのままうけいれるほかは ないだろう. そうでない道をさぐるつもりなら,交渉に参加するべきだ.
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