インド バンガロール (Bangalore, Bengalulu) のホテルにとまっている. ここのトイレにはハンド・シャワーがついている. こんなものをつけるより,ウォシュレット (温水洗浄便座) をつけるほうがずっとよいだろう. それが普及していないのは,日本のメーカーが気づいていないからではないだろうか.
インドでは排便後,左手をつかって水であらうのが基本だ. ホテルにはもちろんトイレット・ペーパーがあるが,わざわざシャワーがついているのは,需要があるからにほかならない (あとで写真を挿入). シャワーは手に水をつけてあらうより便利だろうが,ウォシュレットがあれば,もっと便利であるにちがいない. ハンドシャワーなら水をこぼしてしまう可能性もあるし,必要な場所に的確にあたらない可能性もある. (ただし,これまでつかってみたかぎりでは,とくに問題なくつかえている.)
わざわざシャワーを設置するのにくらべれば,ウォシュレットのほうがやすいのではないだろうか. インド人にとっては温水にする必要もないかもしれない (このホテルのも湯がでるようにはなっていない). それなら,もっとやすくすることができるだろう. こんな商品が普及していないのは,Toto をはじめとする日本のメーカーが売りこんでいないからだろう. まずは高級ホテルに売りこめば,すぐにも商談がなりたつだろう. そのさきには億単位の市場があるはずだ. トイレット・ペーパーなんていうものが普及するまえに普及させる必要があるのではないだろうか? (それとも,もう普及してしまった?)
付記: このブログを書いたことをいくつかの日本のメーカーにはしらせておいた. もうわかっているのかもしれないし,手をだすつもりもないかもしれない. そもそもわたしのおもいちがいかもしれないが,もしかしたらチャンスがあるかもしれない. メイルをおくれたのは Toto,Panasonic,日立だ. 家では Inax のをながらくつかってきたが,ここには連絡できなかった. そのおもな理由は,投稿用のフォームを何回送信しようとしても busy で送信できないことだ. それと,最近はあまり人気がたかくないようなので,どうしても連絡をとろうという気にはさせない. 東芝にも連絡しようとしたが,かんたんにアクセスできないのと,4 社にアクセスして,もうつかれたということがある. 連絡用 (といあわせ用) のフォームをさがしだすまでに手間がかかるし,そこには住所,氏名,メイルアドレスなどをいちいち記入するようになっているから,全部あわせるとブログ記事を書くより手間がかかるからだ. かんたんにフォームをみつけられるようだとゴミがたくさんおくられてくるのだろうが,それでも顧客などの意見をきく姿勢が必要だ. それがとぼしいところは情報をえられなくてもしかたがないだろう.
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