アジアでは夜中,人がいるオフィスや大学などに 「不夜城」 ということばがつかわれる. しかし,ロサンゼルスのホテルの窓からみえる近隣のオフィス・ビルをみると,「不夜城」 ということばがここでは意味をなさないことがわかる. ひとがいるわけではないが,あかりがきえることがない.
日本でも商店などは夜中,あかりをつけているところがある. しかし,オフィスや学校などでは,ひとがいなくなるときは,あかりを消すのが普通だ. アメリカでは,あかりをけさないのが普通だ. だから,ひとがいなくても 「不夜城」 のようにみえる (写真はホテルからむかいのビルをうつしたもの). 安全など,けさない理由はあるだろうが,すくなくとも,ひとがいるときとおなじ照度を維持するのはむだだ. とまったホテルでも製氷機があるへやなどは,ずっとあかりをつけている. ひとがいないと廊下のあかりもけしてしまうヨーロッパなどとは,おおちがいだ.
京都議定書をまもることができないとしても,経済に影響がでない範囲でもっと節電・省エネすることはできるはずだ.
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