よく知られているとはいえない 小室 直樹 をその死を機会として紹介しようというのは,わるくないかんがえだとおもう. しかし,この本は 1992 年に出版された本をわずかに改訂しただけで再度,出版しているだけだ. 小室はその後も重要な本を書いているし,当時といまとでは評価軸もかわってきてしかるべきだろう. 1992 年以前の小室の本の評価が当時と現在とでそれほどかわるとはおもわないが,この本の内容はいかにもふるいし,せまい.
評価: ★★☆☆☆
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