いままで変化がなかったところに急におおきな変化がおこる瞬間をティッピング・ポイントという. この本はサブタイトルにある 「ネットワーク理論」 についてはなにも書いてなくて,書いてあるのはこのティッピング・ポイントのことだ. とはいえ,あつかわれている問題は人と人との関係 (= ネットワーク) であり,ネットワーク理論が対象としているものだ. えられる結論もよく似ている. また,ティッピング・ポイントをちょっと押せば世界をおおきくかえることができるということは,「カオスの淵」 ということばをおもいおこさせる. いろいろと刺激をあたえてくれる本であることはたしかだ.
評価: ★★★★☆
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