3 部構成だが,1 部と 2 部は数学的思考というよりは経済学的思考について書いている. 現代においてお金なしでいきていくことはできないから,経済をただしくとらえるのは必要なことだろう. 3 部は村上春樹の小説などを 「数学的」 だととらえて,分析している. しかし,読んでみても村上春樹がどう数学的なのか,わからない. 「難しい」 と書いているレビュアーもいるが,「数学的」 あるいは論理的にわかるように説明できていないのは著者の責任だ.
評価: ★★★☆☆
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