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生活:住宅・設備, 環境・温暖化・エネルギー

負の環境価値をもつ太陽光発電所 ?!

自宅の屋根で太陽光発電をはじめて 2 年ほどだ. 年間 40 万円相当の発電ができれば 10 年くらいでもとがとれるという計算をして,正確にはわからないが実際にだいたいそのくらいの効果をあげている. ところが,補助金をうけた東京都から 3 月はじめに,環境価値の測定結果が負になるというありえないことがおこっているとして調査がもとめられた. みてみると,たしかにそうなっている.

環境価値は,総発電量をしめすメータの測定値から,東電電力 (東京) に売電した量をしめすメータの測定値をひくことによってもとめられる. 東電に売ったぶんは環境価値もふくめて東電のものだが,のこり,つまりは自宅で消費したぶんの環境価値は契約により東京都のものだということだろう.

この環境価値の値が負になることはないはずなのに,それが負になっている. 都にはそれを報告書に書いて報告した. 工事に問題があったのではないかとうたがわれるが,まだ原因は把握できていない. 東電のメータに問題はないとかんがえられる (その値は太陽光発電システム本体のモニタに表示される値とほぼ一致している) ので,私には実害はない. しかし,都にとっては補助金の効果があったかどうかがおおきな問題だ. そのうち工事業者がきて,対策がとられることになるだろう.

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