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書評:メディア・アート・イベント・エンターテイメント, メディア・アート・イベント・エンターテイメント

前衛芸術家としての自信と,原点としての少女時代 ― 草間 彌生 著, 「無限の網 ― 草間彌生自伝」

前衛芸術家としての自身と,これまでおこなってきた 「ハプニング」 などのパーフォーマンスにつよい自信をもっていることがわかる. 著者を評価するおおくの評論が引用されていて,それが自信につながっているようだ. この本における自身に関するいいまわしは,驕りともうけとれる. しかし,驕ってつぶれていく作家とはちがうことは,これまでの著者の活動からわかる.

この本では,ひとを裸にする 「ハプニング」 や特異な創作物が著者の少女時代の経験に由来していることもしめされている. これまで不可解だった部分が,この本によってわかってくる.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 無限の網 (文庫)@ [bk1]無限の網@ [bk1]無限の網 (文庫)@Amazon.co.jp無限の網@Amazon.co.jp

注記: BK1書評 (文庫)書評Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

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